東京都 豊島区 雑司が谷(池袋と目白の間)
ドライヘッドスパ専門店『あたまのオアシス』/『あたまのスクール』
代表の野間です。
先日、あたまのスクール卒業生から
こんな質問メールが届きました。
「今日、お客様に120分の施術をしました。
最初の1時間はグーグー寝てたんですが、
途中で目を覚ましたら『少し気持ちが悪い』と言っていました。
施術時間が長すぎたのでしょうか?」
私もたまにお客様に
「昨日寝れなかったから、次のお客様が来る時間までやって」
と言われることがあり、
120分ほど施術するとこもあります。(リピーター様のみ)
しかし、
施術時間が長ければ長い程、頭や脳にいいわけではありません。
いくら超美味しく、超栄養価の髙い食べ物であっても
食べすぎは体に良くないのと同じです。
生徒さんが連絡をくれたのは
台風が関東に接近していた6月11日。
そして気持ちが悪くなってしまったお客様(女性)は
初めてのヘッドマッサージだったそうです。
この2つのポイントから考えられることは
血管が拡張しやすい
=片頭痛が起きやすい、めまいや立ち眩みがしやすい、気分が悪くなりやすい
という好転反応が出やすい。
つまり、このような状況の場合
長時間の施術や強めの圧でガンガンヘッドマッサージをするのはオススメできません。
これがもし男性のお客様で、何度かヘッドマッサージを受けたことがある方だったら
120分の施術でも好転反応は出なかったと思います。(男性は気圧の変化を受けにくいので)
お客様の体の状態や、施術日&施術日前後の状況によって
最適な時間は違います。
「長めにやって欲しい!」
「強めが好き!」
など、お客様から様々なご要望を頂くこともあると思いますが、
ただ鵜呑みにするのではなく
そのご要望が今のお客様に最適か考えて、
必要があればセラピスト側からご提案させて頂くことも大切です。